銀河blog.
ロイエの女性関係の話と、ミタロイだなっていう話。
完全に原作ネタバレなのでこれからノイエをみる予定の人はご注意ください。
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■ロイエ観
ロイエのことをみたときに、女が嫌いなら拒絶はできなかったのかっていうのが大きい。
「軽蔑の意志で最後に手痛く切るために言い寄ってくる女を一度受け入れる」という女というものに対する報復にしては、「その間は他の女は受け入れないというのは結果相手には満足を与えてる」と書かれてる。
二番目のほうは、多分ロイエの人生は不実がすべてのことの起因なので、本人にとって無意識にそこが根本なんだと推測する。
でもそもそも一切を受け入れずに拒絶することはできなかったかと思わずにはいられない。
それは彼が高潔な人間性じゃなくて「いらない」と言われ続けて育ったことで出来た人格形成なのかもしれないなとは思うんだけど、もし拒絶という手段を選んでたらと思わずにいられない。
とはいえ、女というものに対して冷徹で一切を拒絶していたとしても性格がああなので起こったことはかわらないかったかもしれない。
どっちにしろ一回目にあの件でハルトに切られたわけではないから、陰謀として付け込まれる内容がかわっただけで結果はそんなかわんなかったんでしょうかね。
逆に考えたらあの私生活が有名であったのに周囲からミッタと同等に近いくらいの信頼を得てるのはすごいともいえる。
いや~ずっと宇宙で戦ってたら女抱かないといられないもんかねっていうのが苦々しい、でも本人の言い分としたら女さえ言い寄って来なかったら自分から探したりはしなかったんでしょ、おかしい話じゃない。
ミッタマじゃないけど女も悪いよ。
女自体を拒絶していられたら変な女にひっかかることもなかったと思うし、あれは言い寄られて相手をしたわけではないから本人も苦悩することになるわけで、あれに関しては女よりもロイエに対する苦いものが強いんですよね、なんでそこでそうしちゃうの。
そもそも姪とかわけわからん立場で復讐考える?遠くない?なんでハルトのとこ行かないの、って考えたら、あれ自体はフェザーンが仕組んだ罠なのはわかるけど、あれってフェザーンの話からして彼女の存在自体が罠なの?本当にそういう立場の人なの?っていうのがよくわからなかった、あれ実はどこの誰かわからない何の関係ない人だったの?
ロイエは自分に対して絶対的な自信があるように見えて、破滅とかやけくそとかそういうのはもう生まれたときから形成されたものだから、そこがほんとにつらくて、あの件に関しては一種の自分に対する破壊衝動だとすればほんとにあれが受け入れがたい。
結果として残したものが親友にとって大きすぎて、よかったのかどうかはかわからないけど、のちのミッタにとってはそれがもう宝になるわけで、つらい。
ミッタはロイエも子も全部受け止めた上で幸せになるし幸せにしてもくれるんだろうけど、でもロイエか子かどっちか手にすることができなかったのなら、多分ロイエを選んだじゃない…。
苦すぎるんですよ。
エヴァはミッタが陽すぎたので抵抗なく覚えましたけど、あの女の名前は脳が記憶を拒絶したのであの女とかあの件とかいう書き方になることだけご理解ください、書きたくないとかじゃなくてわたしの記憶能力がブロックしてます。
正直なことを言うと、ロイエのことだからわたし最大限に妥協して飲み込もうとしてるんです、これが通りすがりの他のキャラだったりはまってから読んだ作品じゃなかったら、もう絶対的に嫌悪感しかない、受け入れがたい。
でも自分がもうロイエンタールという人間自体を受け入れてしまってるので、ここはもう自分を曲げるしかない。
多分わたしが感じてる苦いものなんて、ミッタが感じてるそれほどじゃない。
めちゃくちゃ思うのが、わたしがノイエより先に銀英伝を読んだりアニメ本伝をみるなりしてたら、果たしてどうだったかのかなと。
少なくとも原作を読んでるわたしの頭に描いてるのはノイエのキャラデザなので、そうでない頃の自分にはこの行動を受け入れられた自信がない。
■ミタロイ考察
ミタロイ的にみると。
ミッタマは常にロイエの女性関係を気にしてるし、聞いちゃう。
ロイエはあの女が来たときに、自分で抱えた闇を背負ったまま彼女を家に残した上でミッタマのところに出向いてしかもすぐそれを吐き出す。
自分でばかなこと考えてる、した、してると思ってるときに、どうしようもない感情をミッタにだけは話せて、それはミッタにとっては受け入れがたい話でも、ロイエのことだから聞かなかったことにしたり怒ったりするけど、ロイエ自体のことはかわらず受け入れてくれるっていう、ここがでかいなと思いました。
救いなのか全然わかんないけど。
わたしの中でロイエを形成してるのってもはやノイエのアニメ自体より7月の浴衣ロイエなので、あの表情が前提にあるせいでなんかもうめちゃめちゃ慈しみの人みたいな感じになってるんだけど、それも別にロイエをそういう人だとは思ってるわけじゃなくて、ミッタマというか、自分には大きすぎる唯一の宝物に対してというか、なのでお互いがお互いを慈しみすぎていて、ミッタはミッタでロイエに対する愛情と包容力がすごすぎて、だからもうなんか、わたしはもうミタロイを諦めることができない。
ミッタはほんとにロイエに幸せになってほしいと心から願ってたんだろうけど、それをするのは自分じゃなかったのがつらかろうよ。
ミッタにとってはロイエがいてエヴァがいたので、ほんとにロイエにとってもそういう存在がいて、自分がいたらよかったんだろうなぁ~。
でもロイエはミッタと違うので、多分ふたりを大事にできない男だと思うよ。
ロイエに家庭を築いて幸せになってほしいと願ってて、そのロイエのそばにずっと自分がいたかったんだろうに、そのすべてを捨てて破滅の道に進んで行くのを一番前で見てないといけないなんて、ミッタほどちゃんと生きててなんでそんな人生背負わなきゃいけなかったんだろうなあ。
でもロイエにとって一番の救いだったのは、そんな状況でもミッタに対して絶対的な信頼と敬愛を抱いているということだと思いました。
ミッタは自分で自分は単純なんだろうかと思ってたけど、ロイエはミッタに対してこいつは単純なやつだなとか、脳天気なやつだなとか、1mmたりともそんなふうに思わずに、むしろミッタのそういうところを心から愛してたことだけが本当に彼の人生の宝だと思いました。
一番最後のときに、自分の立場があんな状態でも、ミッターマイヤーは自分のところにきて、最後にかわらず友として会える存在であると思えてて、そして間に合ってたら多分そうだったんだろうことが本当に幸せだったなと思う。
あとミッタのために、ミッタが無事に家に戻れてエヴァがロイエを恨まないで済んだことはよかったなと思った。
一番大事な人に唯一無二の親友を嫌われてて生涯ロイエの話をすることができない人生なんてミッタには生きられないでしょ。
わたしは多分まんがとかフィクションに関してはどちらかというと潔癖な自覚があるほうだと思ってるんですけど、自分を曲げてでももうミタロイに殉じようと思うのをノイエのキャラデザひとつでやってのけられたことにほんとにすごいなと思っていますよ!
長いことおたくやってますけど、こんなにキャラデザってつええなって思うことない。
あのビジュアルのロイエだから、破滅に堕ちていく様も含めて美しいと思えるけど、原作だけとか本伝でみてたらやっぱり違ったと思うよ~!
あと読んでる限りロイエの不審な感じを表現しなかったYJ版ロイエの美、まじであのロイエは叛意がなさそう。
正直YJ版のロイエは自分的に好きそうわかる~って思うんですけど、ノイエのロイエ(ややこしい)はそもそもわたし的に絶対的タイプというビジュアルではないと思うんですよね~、いやまあインテリ美人系だと好きな部類ですけども、美しさがタイプを超えてた。
実際ハルトの描かれ方みてると、これが美しいんだろうとは何度も思うんですけどわたしのタイプではなくて、あとノイエもYJ版もそこまで美を強調されてるイメージなかったので原作でハルトがあんなに美貌を強調されてるとは思わなかった、どっちもさらっとしすぎだよ~!
わたしの心を掴んだのはロイエで、あの美しさはもうわたしの中で絶対になってしまったのでしょうがないな。
やーもうまじでアッテンくんにかいとくんを起用した人が優勝です、じゃなきゃSF苦手なわたしは絶対に見てなかったよ~!
