chocolumn.

わたしほとんどテレビというかドラマみてなかったのでこの作品みてなかったんですけど、映画行ったらイオンシネマの劇場の注意動画がこれだったので絶対目に入って、なおかつ向井くんとたくみくんが出てるということでこれを見たい！と思ってドラマ版12話(あ、11話なのかな)全話履修しました。
映画始まるんだからTVerやるだろと思ったら何故か1~7話→1～3話＋8～最終話みたいになって、おまえ映画見せる気あるんか！と怒ってたんですが、夕方再放送してくれたので公開から遅れてやっと見に行けました。
再放送が「最終話の拡大版を2話に分割」だったから自分は12話みたけど本放送は11話なんですかね。

個人的には刑事物、弁護士検事物、医者物はわりと見るほうなので法廷だったのがよかったし、不条理系じゃなくて白黒つける正義物っていうのもよかった。
別に現実を見てるわけじゃないのでお話はそういうのがいい。
でもドラマ版は楽しんだけど映画もみる必要はあったのかな、と思いながらも、まあ今回は向井くんとたくみくんを見たかったからなのでいいか！
と思って見たんですけど。

しななくてよかったじゃないか～！
なんで殺したんだよばかばか…千鶴ちゃんとくっついたら困るからなのか、ひどい。
千鶴ちゃんを成長させたかったからなのかもしれないけどそんなのひどいよ。
ツダケンも出オチくらいのスピードでしんじゃったのでかなしい。

まずですね、予告見たら完全に正義＝たくみくん、悪＝向井くんっていう構成になってたので、向井くん悪役かぁ～、ばちばちに戦うのかな…などとあっさいことを思ってたので、結果全然そんなことじゃなかった。
最初のツダケンが水で始まってたので、千鶴ちゃんの展開のほうで事故の原因が汚水かっていうのは早めに思ったんですけど、そういうことでもなかった～。
結果的にみたら向井くん全然被害者やんけ…ってなりましたね。
国家の防衛に関わることについては隠蔽はしたけど、結局イージスの事故については普通に被害者だったし、この町がこんな汚染隠ししてなかったらイージスの事故は起こらなかったので、大臣辞任することもなかったっていう。
しかも最初ので刺されてたらめちゃくちゃ被害者じゃん～。
正直わたしは憲法9条ガチ勢なので防衛費くそくれえだと思ってる方なんですけど、向井くんに言われたら考えるな…と思ってみてたんですが、政治家に「向井くんみたいな(顔の)人」がいたとしても結局信用はできないのでまあ…信用はできないかぁと思いながらも、存在しないはずのミサイル積んでたのなら言わないでほしいなとも思うし、でもそれに国民が知らない予算つぎ込んでるのも腹立つし、腹立つよなぁ向井くんだから悩むが…と思ってみてましたよ！
なんなら辞任してくれたほうが普通にいい政治家になるんじゃないか。
と向井くん擁護なので思うけど、政治家という視点でみるとずっとポッケに手を突っ込んでるのも裁判官をフルネーム＋呼び捨てで呼ぶのもナシすぎるな！って思う、辞任したからには信念があったんだとは思うけどどうも人間性が信用できない！

向井くんを刺そうとした人も、旦那(ツダケン)が町のために汚染土を運び出してたせいで死んだっていう事実を知ったらすごいむなしくないですかね。
家族よりそんなものを守ってたのかと思ったらなんかがっかりしないかな、奥さんは地元の人じゃないのかなと思ったんだけど、あの犯人側のメンバーは多分自分の子供が病気になっても隠蔽続けたのかなと思うと、この先奥さんが被害者になってた可能性も充分あると思うので、わたしも一体町ぐるみで何を守ってたのかなって思う。
羊さんも自分だったから耐えられたけどもし旦那とか子供とかだったら耐えられたのかなぁと思うと成り立ってないと思うのでどうしたらよかったんですか！ってキレられても正直困る…でも千鶴ちゃんはその熱意に負けかけてたので、そんな盲目な人たちに対して理路整然と説けるみちおすごい。
でも羊さんとかツダケンとかの年齢設定で、町のために自分を犠牲にする感じになるもんなのかなぁ、町でしか生きてなかったらそうなる？
もうちょっと上の年齢ならギリわかるかもだけど、ちょっとそこまでするには若くないかなぁ～と思ったよ…あの火つけた子とか花屋の女の子みたいにその中で育った若い子もそういう考え方になるもんかね？
あ、そうそう、火をつけたといえば、後で思い返したらあの千鶴の火事の前に千鶴に向かって「あなたは大丈夫？」って羊さんが言ってたと思うと、何か起こるのはわかってたんだと思うとめっちゃ恐くない…？
誰が何をするかまでわかってたのかはわからんけど、誰かが何かをするっていうのは想像できたんだよね多分…こわ。

でたくみくんですよ～。
こっちが悪役だったかぁ～！(ミスリード)
あれ悪役だったかぁ～ってしておいて実際はまだ調べてたってことでいいんですよね？
千鶴に打たれて正義を取り戻したということじゃなくて、裏で調べてたから写真持ってたっていうことなんですよね。
調べてはいたけど正義に使うつもりはなくて千鶴が来て正義を取り戻してあの最後になったっていうこともあるのかな。
ほんとに「怪我！怪我！」と思ってたけど千鶴が雨に打たれて来た瞬間に「だめだったかぁ～」ってなってかなしかった…しななくてもいいじゃん…。
かなしい…。
ただ、最後のみちおとの会話でなんでそうなったかがわかったわけだけど、正義を取り戻したんだ～で終わるかと思いきや、最後の言葉でめっちゃ泣いた～。
あれはずるい…生きててほしかったなぁ～！
最後の自転車で、あ～最初の…自転車…ってなってあの流れほんと神演出だった、しんじゃやだ～！
正義の名の下に妹を助けようとして守れずに自殺に追い込んで正義を捨てて正義を取り戻そうとしたら殺されたなんて月本さんの人生かなしすぎるじゃん…。

それはそれとして最後1000万勝ち取ったので、千鶴が自分の貯金切り崩したやつ回収できるね、よかったね、って思いました。
お金は大事だ…。

わたしは小日向さん大好きなので、好きな人いっぱい出てて話も自分的にはそうきたかぁ～ってなったのでおもしろかった。
いい映画でした。

全然関係ないんですけど、たしかわたしドリライで通路に走ってきた忍足のすがた頃のたくみくんとタッチした記憶があるんですけど、なんかほんとかどうかあやふやになっている…記憶捏造だったらどうしよう、おばあちゃんごはん食べたでしょ…。