銀河Blog.

「策謀」第一章
🍎ノイエ感想

みてきました!
特典さ~!4種類だと思って、ミッタじゃなかったわ~ロイエで2回で来るかわからないしもう一回行くかな~とか思いながらみてたんですけど、何度見ても自分のがサンプルにないので「?」と思って説明みなおしたら「その話数からとったシーン全部で5000種類以上!」って書いてあってコレは無理だわってなりました、さすがにそこから推し引く自信ないわろた。
ちなみにミュッケンベルガーだったんですけど、名前が出てこなくて、ずっと「あれ…あの…オフレッサーの…オフレッサーの…」ってなっててオフレッサーのではない。

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まず全体の感想として一番思ったのは、「帝国にヒルダがいてよかったな…」でした。
ヒルダが姉上のところで話したのは絶対に武人の男にはできない感じ方で、あれでないと確かにラインハルトは姉上に見捨てられたと感じで生きることになったんだろうし、あとはもうほんとに、話し相手となりうる頭の良さというか。
なんか激突のときに思った「ラインハルトは誰もみてない」っていうのがどんどん大きくなるんですけど、まずあのミュラーくん厳罰!って激怒してから翌日の許すところでハルトに心がない…ってなってオベも心がない…ってなってみんな心がないってなったんだけど、この話はあとに続けますね。
(映画終わったあとに「前日あんなに怒ってたのにあんなに意見かえる上司の元で働けない」という女性の声がきこえてきて「うーんでもそれは、…いやわかる(諦)」ってなった)
まず先に、ケンプなんですよ、わたしは昭和だけど令和に生きてるので、当たり前だけどむだに戦争したり命を落とすことになんの美徳も感じないわけです、しかもケンプは出るときに奥さんに無事でいてくれればこれ以上は望まないと言われてるわけですよね。
で、ミュラーくんにケンプさんこんな人じゃないのにみたいに思われてたからには、ここまで来るには誠実でしっかりしてた人だったんだろうにここでなんかちょっと八つ当たり短気おじさんみたいになったのは双璧のほうが出世した嫉妬とか、挽回しなきゃとかそういう焦りみたいなのだったとして、最後で命をかけた策に出るわけですけど、そこで自分が死んだとしても負けは負けでしょと思うわけですよ、でもこの場合「ガイエスブルクをイゼルローンにぶつけたらイゼルローンは破壊できて最悪同盟軍にダメージを与えられたら敗戦でもおつりがくる」くらいまではあったのかもしれない。
ただなんですけど、このときずっと思ってたのが、「ケンプがこれはもう無理だから負けを認めてみっともなくおめおめ家族のもとに帰ろうと思ったとして、ハルトはそれを認めないだろうな」しかなかったので負けた時点で詰んでるわけなんですよね。
ミュラーくんはキルヒアイスの助言(概念)によって許されたけどケンプがいたらそうはならんかった気がする。
で、ヒルダの思考を聴いて考えてたのが、たしかにハルトって少年なんだよなという、やってることがすごいからすごい人に思えるので心が狭いようにみえるけど自分が若くてできちゃうからできないやつみると腹立つんですよね、まあそう。
ちなみに大軍連れてって人の意見を聞かずに我を通して人をいっぱい死なせてることについてはヤン提督でも怒るとは思うんだけど、なんだろ絶望感が違うというかハルトのほうは「もう帰れない」なとは思った。令和の自分にはケンプが命賭ける理由全然わからんけど、他に道なかったな~という気持ちでみていました、むしろミュラーくん許されたの奇跡なとこある。
奥さんと子供ちゃんとメクさんはつらかった…。
で、話戻りまして、ハルトの心がない件ですけど、激突のときにミッタもロイエもキルヒをなくしたハルトのことをめちゃくちゃ心配してるわけですけど、ハルトに全然届いてないっていうか誰のことも見てないわけで、ミッタはそれを気にしないけど、ロイエは段々気づいてきてるっていうのが今回なのかなって感じ。
なんていうかこの「誰もみてないハルト」を側でみてるロイエに、芽生えてくるやつはもしかしたらしょうがないのかもしれないと思ってきた、しかもそれを煽るのがハルト。
あとでさ、あのときあんなこと言ったせいかなってハルト思うじゃないですか、でもノイエの解釈常に誰でもかかってこいやハルトなので、自分がそれを望んだせいだっていうか煽ったから応えたっていう形によりなってる感じになるのかなあ。
ロイエのほうもなんか、戦う場所を望んでたというよりその希望を汲んだみたいな、なんかロイエもハルトも大局は同じではあるけど微妙にちょっと解釈の照準がずれた感じになりそうな気がしたりします、どうなのかな。
足りない、がっかりさせないでっていう感情もなんか、自分らを見てない、煽られてるっていう、なんか感情がちょっとずれてる感じに仕上がるのであれば、なんか原作読んだときより「ロイエがああなったのはわからんでもない」っていう気持ちがちょっと芽生えてるんですよねえ…。
なのでミッタが単純なのかなってなるの、単純っていうより幸せだからかなっていうのも思った、素晴らしい上司と素晴らしい友と素晴らしい妻があって、ハルトが自分らを見てないっていうの、そこまで気にならないんじゃないかな~、腐敗してたのも清潔になってて出世もして、ハルトのことを純粋に心配できるポジションなんですよね、単純とかいう問題じゃなくて、裏を読む要素がないんですよね彼は。
ロイエはそういう見えるものだけ見てきてないのと先の先を考えちゃうのと、あと人の表より裏をみてしまうから、ハルトが自分らに目を向けてないことがわかっちゃうしそうなると自分が信じて委ねたものと同じじゃないっていう違和感も感じちゃってるんですよね。
ハルトに信じられる人がいないってヒルダが思うけど、双璧を離したのはハルトだなと思って、それを察したのがロイエで信じてるのがミッタだったんだなという印象でした、ノイエはほんとにハルトが虚無りすぎてて、演出として明確に双璧のことを離してると感じるんですけど、見ててそこまで感じてない人もいるかもしれないじゃないですか、その受けた印象がまるっきり双璧の反応の差かもな~とも思う。
そこでまた、ハルトにヒルダがいてよかったなと思うんですよ、心の本音を話はしないけどある程度の本心は話せるというか、そしてヒルダの反応がすれてなくて的確なので、いらつかないんでしょうね。
鈴村さんがヒルダが好きでそれはひとりぼっちでいるハルトの支えに後になるからみたいなこといってたの、すごいわかるなと思いました。
ヒルダ的には「ハルトに恋してる」と自覚はしてないので姉上との会話でも普通にハルトを救ってあげてほしいという気持ちだったのかもだけど、姉上はもうヒルダが全身でハルトのこと思ってると感じてたんかなとかも。
なんか姉上回想のとなりのキルヒくんが出て来た瞬間にすごい泣いてしまった、ヒルダがいう、今の帝国をつくったきっかけがこの姉上だとして、この出会いがなかったらハルト一人ではここにいなかったんだろうと思う。
なんかもういろいろ、「しょうがないな~」と思った回でした。

同盟のほうはとりあえずユリアンがかわいい、ミタロイがいちゃいちゃしたあとにヤン提督も褒めてくれててよかった。
あ、そうそうそう、激突のときに言いそびれてたんですけど、あのミュラーくんのところが乗り込んでくるところでローゼンリッターが出てくところ、あそこで見てる側はローゼンリッターくそ強いのも簡単にやられないのも知ってるから余裕で出てって余裕で勝ってきてかっこい~つよぉ~ってなるだけのところなんですけど、あれちゃんとみてると別にシェーンコップはそんなちょろ、余裕、とか思って出てるわけでもなくて、みんな常に「帰ってこないかもしれない」みたいな気構えみたいなものがちょっと見えて、そういうところがすごいなと思ったりしました。
ロイエのとこ楽しみすぎる…F版はスンッて終わったのとベルさんにもってかれたので~、ノイエの、髪がふわってなるの期待してる!クリアファイルなるかな…。
今回はね、帝国よりとフェザーンだったので…次回は同盟ですよね、次回予告結構しんどかった。
帝国は皇帝も貴族もいなくなって自分らが一番上になってるしそれもクリーンだし軍事で民衆にきづかわなくてもいいから敵に専念できるけど、同盟は背負うもの多すぎて一番の敵が国内にいる、みたいになってるのほんとヤン提督の苦労が精神的にきつい。
あ、でも帝国のほうはほうでハルトの顔色うかがう部分もちょっとあるのかもなあ…それはでもまあ、帝国としては当たり前のとこでもあるしちゃんとしてたら認められるからいいか、同盟はちゃんとしたらしたで査問だもんねえ…。

とりあえず初見の感想は以上でした。
今回ミタロイあるかな~と思ってたらめっちゃいちゃいちゃしてたのでよき、地上ではちょっとぎすぎすしちゃったけど宙では普通にいちゃついててよかった、かわいい。
あとトリスタンとヴェイオウルフ一緒にうつるとほんとおそろかわいいっていう気持ちになる、かわいい(?)
こんな頼りになる援軍ある?いやない、ってなって、ほんとに誰より頼りになりすぎる。
敗軍狩りにきて帝国のトップ2がいるの絶望しかない。
今ふと思ったけど、あれってもうちょっと早くついてたらどうなったんだろうか。
ぎすぎすしてたのもぎすぎすはしたものの、それよりあれ、ろ、ロイエの家~???ってなって心臓おさえてたんですけど、資料集はよ…ねえ…yeah~!
はあ…そうか…あんな会話したまま帰らないでよミッタ…かわいそうじゃん…でもあのまま居たらもっと白熱しそうだからしょうがないか…。
ミッタもさ、なんかここまでいっつも自分の方がオベのことぶつくさ怒ってたのにこういうときだけ誰かに聞かれたらオベに怒られるよ!みたいに言うのずっる~って思ったよ!二人きりだからしてるんだよ!
そんな重大な話を聞かなかったことにするのも相当だけど。
すごいどうでもいいんですけど、ミュラーくんが一人だけ瀕死の大けがみたいになっててめっちゃおもしろかったんですが、あれ描かれてないだけで多分ミュラーくんとこの人たちは結構ほかの人も大けがしてるんですよね?寝込んでるとき周りみんなぴんぴんしてたのシュールすぎて自分こそちゃんと何かに掴まってて?ってなった。
ミュラーくん、原作の信頼感すごすぎてノイエ初登場からもう期待値高すぎて下がらないので何してても同情するんだけどあんなに大けがしてるのにここだけおもしろすぎてだめだった。

いろいろ言ってますけどわたし原作一回突貫で読んだだけなので記憶喪失してる部分とFに改ざんされてる部分があると思うので改めてぎんえい読み返したいんですよね~!石黒版もみたいんだけどまだ全然みてなくて、youtubeみるのやめたら見られるはずなのに。
とりあえずF版だけでも読み返したいなと思っています、そして改ざんされてしまう。
あ、そう、わたしがUJ買ってたジャンプコミックストアがゼブラックに統合されて、ゼブラックがあんまり好きじゃないので9月分まだ読んでないんですよ…このまま買うか別のにうつるかちょっと悩んでる、とりあえず10月号だけ買っておこうかな、電子はこういうところ困るよ~。