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本誌227~228話
🍎原作感想

本誌感想、12月号(227~228話)分!
いや、すごい!

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まず密談から。
この「うちが得してるから他にどうぞ」っていうフェアなとこかわいいよね。
奈良坂先輩は心配してたけどコミュニケーション含めたら三輪隊の中で一番ちゃんとしてんじゃないのか…。
藍ちゃんが悔しそうなのもかわいいけどそれをすぐ分析できるし、万能適正スキルのこともそうだけど三浦くんやっぱり見るところがちゃんとしてる印象。
いいとこみてるのでそれも香取隊で活かせたらよさそう。
そして諏訪さんの交渉もすごいけどうってぃくんの軽口から入る交渉もかわいい。
うってぃくんまじでワで一番いいおとこだと思ってんだけど…。

諏訪7番隊。
これおさむの言うことはわかるんだけど香取隊ってそういう「指揮」してるんかなって思ったりして…。
直感型で動いて場を切り開く!なのでろっくんと三浦くんの指揮ってその場で指示してる感じだったけど全体の盤面みてるのかな。
なんなら華ちゃんが指揮してるイメージもあった。
でも考えてみて思ったけど自分が直感で動くようにろっくんと三浦くんが動いてくれない部分があってそれをこうして!って言う指示はしてるわけなので、それを自分で操作できるかつゲームスタイルで扱えるならそれはそうなのかもなぁ~。

そして今回のメイン、水上9番隊!
何も知らずにのんびりしてるカシオと荒船さんかわいい。
打ち明け方ですけど、「実はやってました、手が足りないのでみんなでやろ」の言い方だと、わたしも照屋ちゃんの反応にはなるかなぁ~と思う、言い方。
他のチームと2日差が付いた状態で手が足りないからやってって言われても全然わからんやろがってなるの正常ですよねぇ…。
それに対するカシオの「王子先輩もあるので」がおもしろかった、ありそう。
ただこのあとについて、ちゃんと説明できる理由があって、それはちゃんと理解ができる相手なら納得させられるっていう話で、水上先輩からすると納得できないようなあほは選んでないっていうところだと思うんですよね、だから動じないんだけど、それはわかるんだけど、やっぱりやり方と言い方がよくないなって思う。
前もやり方が悪いって言われてたけど、効率を重視するのと並んで相手をあげる方法もとってほしいなと思う、できるはずなんだからさ~。
前の揉めのときに「黙らせるのが目的」だから「下品」な言い方をしてるってのが描かれてるわけだから人の心の動きもわかった上でやってると思うので、照屋ちゃんに手順を踏んであげてほしいと思うけど、時短を目的にするならやり方が雑だと思うんですよねえ。
風間さんが言うこともそうかと思ったけど、風間さんの場合は風間さんの言い方は悪いけど温度はあるから、風間隊だけじゃなくてひさととかも聞き入れられちゃうし、風間さんに対する信頼があるのできつい言い方でも従えるとこがあるわけで、水上先輩と照屋ちゃんにはそれないもんねえ…実際には水上先輩は照屋ちゃんを信用して入れてることはわかるんだけどやり方がないがしろにしてる感じ出てるので照屋ちゃん側にはその意識難しそう。
この聞かれてから話し出した理由を最初に提示してあげれば照屋ちゃんは最初から納得しようがあったと思うので、最初にごたついたところから始めるのが下手だと思うわけですよ。
照屋ちゃんにしたら振り上げた拳をおろせない状態での正論って、もう遅いっていうか、時短を目指すなら手を振り上げる前に説明してほしいっていうか、この状態で進んで行くと絶対に照屋ちゃんが悪者になる展開だと思うんですよね、まきりさとか風間さんの反応がそうですけど、めんどくさいっていう印象をめちゃくちゃ与えるし、なんなら読者にも「この展開でごたつくなよ」ってなるところじゃないですか、そういう意味で水上先輩のやりかたがいいもんだとはちょっと思えないですねぇ~。
本当に、ここまでの照屋ちゃんのとらされた行動って本当~にマイナスイメージを与えさせられてると思うんですけど、わたしは照屋ちゃん側タイプだと思うのでそうさせてる水上先輩にどっちかというとマイナスイメージを持つところもあるんだけど、ここで、照屋ちゃんの返しがつよすぎて、もうこれ見るだけで泣くんですけど(感動とかというよりわたしは昔から女の子が戦ってるアニメとかみると泣いちゃうタイプなので完全にそういう意味での熱い方の泣き)ここから株上げた照屋ちゃんほんとにすごいと思う!
照屋ちゃんにしてみれば「引っ込みがつかない」状態だったわけで、それを自分で言うことの恥ずかしさよりちゃんと水上先輩に言わせることで自分の機嫌をとらせることができるの、えらい。
というか照屋ちゃんがこうだったからこそ水上先輩もマイナスにならなくてよかったんだからな!って思うよわたしは!
水上先輩、試験入ってから毎回バズってるけどこういう人間もいるということで…。
この照屋ちゃんに対する荒船さんとカシオの表情もよい。
実はこの記事だけリアタイで書いてあって下書き保存されてたので当時のことなんですが、ツイッターみてたら「水上くんが照屋ちゃんにとった態度はやっぱりおかしいし隊長としての対応ではない」というようなことを言ってた人はいたんですよね。
それで思ったけど、多分水上先輩はそれもわかってて隊長にはならない気がするなあと思った、頭がよくても自分には隊長は向いてないと判断した上で、それでも指名されたから自分が出せるものを精一杯出したらあーなったって感じなのかも…隊長として求められるものが足りないこともわかってんのかもしれないからこそ、「スコア以外に渡せるものがない」なのかなって、ちょっとだけ。
もし今後これをふまえて隊長を志そうとすることがあったら、頼まなくてもわかるメンバーか、頼みたくなっちゃうようなメンバーを集めるのかもなー、とか。
そもそも高校出てもボーダー続ける感じなのかわかんないけどな、水上先輩は…どうなんだろう。
ちなみにですけど、これを受けて23巻から読み返してたら、ザキさん「よろしく頼むぜ太一」って声かけてたり、最初のアンケートで「○○で頼れる」って書いてあって、こうなると照屋ちゃんに見る目があるっていう話になってくるね、間違えてない。
試験だからA級審査については開示されないかもしれないけど、もし開示されたらこの+評価の嵐みてザキさんすごい嬉しいだろうなと思った。